日曜日, 2月 14, 2016

【EDGE of Reality】対ゲリラ戦専用戦闘車両とは?

ちょっと前にネットで見かけて気になっていたんですが、YouTubeのEDGE of Realityで動画紹介してくれていたので、ようやく正体を知る事ができました。画像の戦闘車両は、ロシアの対ゲリラ戦特化型の戦闘車両の「BMP-T」です。この車両はT-72の車体をベースに、30mm機関砲を2門装備し、砲塔上部には7.62mm機関銃を備えています。その外側には左右各1基ずつの連装対戦車ミサイルを装備しており、対戦車戦闘もできる様になっています。本来はT-90などの戦車2台に対して1台が配備される形式で、対人掃討戦に投入されるのだそうです。戦車で相手の戦闘車両を撃破し、対戦車ミサイル等で攻撃して来る歩兵の殲滅はこの車両で行なうと言う訳です。最初は防空戦闘車両かとも思ったのですが、対空レーダー等は搭載されておらず、むしろ逆の方向の様です。照準用レーザー光検出装置や夜間暗視装置等を備え、対人戦闘を有利に運ぶ事が可能になっています。ある意味、陸自の10式のコンセプトを先取りしていますが、実際にはより対ゲリラ戦に特化した車体となっています。なお、キャビンは与圧式で、NBC防護装置を備えています。搭乗者は5名ですが、兵員輸送車としての機能はない様です。う〜ん、こういう車両もカッチョイイですなぁ。

参照:Russian "Terminator" tank support combat vehicle (BMPT) Full Version

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