月曜日, 2月 15, 2016

【DARPA】無人型ポゴの開発に着手?

かつて、XFY-1ポゴと言う試作戦闘機があった事を覚えているものは幸いである。なぜならば半世紀以上も経過した現代、その子孫の様な航空機が空を飛ぶのを目にする事ができるかもしれないから。DARPAと Office of Naval Research (ONR)が共同開発している、小型船から発着できるVTOL式UAVの開発が第3フェーズにはいり、ノースロップグラマン社での実物大のデモ機の開発が始まった様です。機種先端の二重反転プロペラといい、十字に組まれた水平/垂直翼とその着陸脚の簡易さといい、VTOL前提の運用方法といい、どこからどう見てもポゴの直系の子孫としか思えない機体デザインの様です。自分達でも書いてるしなぁ。そんなもの、現在でも有人/無人のヘリがあるやろと言う話もありますが、スピード/航続力/攻撃力のいずれの面でも優位になるのであれば、併用する可能性があります。特に、従来は小型過ぎてヘリの搭載が無理だった船舶への搭載が可能になるのであれば、直援と言う事はできないにせよ、攻撃力等のメリットは大きくなります。すぐにそこまでは行かないでしょうが、その為の射出と回収等の検証の為のデモ樹が開発されると言う事なので、量産にすぐ移ると言う訳じゃありません。ただ、実用化されてしまうと、下手すればLCSなどからの航空部隊の発艦等と言う自体にもなり得るので、注目を集めるでしょう。
参照:Tern Moves Closer to Full-Scale Demonstration of Unmanned VTOL Aircraft Designed for Small Ships

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