月曜日, 1月 04, 2016

【U.S.Army】最初のUAVの退役

米陸軍から、最初に配備されたUASであるMQ-5"Hunter"の退役が発表されています。日本でも導入される予定のRQ-4グローバルホーク等とはまったく違う形状で、機体の前後にエンジンを搭載し、尾翼が2本のアームで主翼と繋がれた、現在ではかなり珍しい形状のUAVです。旧帝国陸軍のキ-94Iが似た形状ですかね。串型双発のエンジン配置なんて、安全性の向上以外の目的では採用されないでしょうし。かなりユニークな機体でしたが、配備完了から20年を経て、ついに退役となった様です。設計が20世紀後半と言う事で、性能は現代のUAVからは劣るのはやむを得ませんが、コソボ等に実戦投入されていました。滞空時間11.6時間、航続距離260kmと言うのは、それ自体は悪くはないのですが、耐久性や電子装備の旧式化は避けられないと言う事で。なお、偵察型のRQ-5の後継にはより小型のRQ-7シャドーが、攻撃型のMQ-5の後継には大型のMQ-1Cグレイ・イーグルが当てられる予定で、2016年内に配備される予定です。

参照:Soldiers bid farewell to Army's oldest unmanned aircraft

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