土曜日, 7月 25, 2015

【広島大学】モバイルブリッジ4号機、起動!?

東日本大震災の際、日本の驚くべき技術として取り上げられた事に、陸自によって行なわれた橋の架け替えがあります。短時間で行なわれた渡河橋の設営には、世界中が驚いたと言われています。とは言え、制限がついたとしても、より簡単に設置できて、 さらに短時間で利用可能になるならば、それにこした事はありません。その為に、広島大学を始めとした各企業体で、災害時に容易に使用出来る渡河橋「モバイルブリッジ」4号機の実証実験が行なわれています。展開時の全長が21mにもなり、最大4tまでの車を通す事が出来るアルミ合金製の橋で、クレーンを用いずに自立展開出来るのが特徴です。特殊なシザース構造から、海外では折り紙にヒントを得た的な解説のされ方をしている様ですけど。カウンターウェイトを含んだ総重量は、わずかに12t。輸送時のパッケージは5.8m x 3m x 2.9mにしかなりません。ヘリで運ぶのは難しいですが、トレーラーなどに積んで運ぶ事は可能です。地震に限らず、水害で橋が流された場合などに、有効な仮設橋として利用する事が期待されます。

参照:災害時の緊急仮橋の実証実験成功「モバイルブリッジ(R)4号機」

0 件のコメント:

Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム) Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)