土曜日, 5月 09, 2015

【NEC】規格外だけど数字を上げるには必要だよね

NECから最大1733Mbpsの通信速度を備えた無線LANルータ「Aterm WG2600HP」が発表されています。1733Mbpsと言う通信速度は11ac使用時で、アンテナは2.4GHz/5GHz共に4組ずつ。そのため、5GHz帯では433Mbps x4の通信速度がだせます。2.4GHz帯は800Mbpsの対応となっていますが、11nの規格上は150Mbps x4の600Mbpsまでのはず…。実はここに引っかけがありまして、11nに11acの多値化技術である256QAMを適用した結果、150Mbps x1.3 x4と言う通信速度が得られると言う訳です。これ、他社製の800Mbps対応機も同様ですが、11nの標準的な多値化技術は64QAMなので、この通信速度を出せる端末は限られてしまいます。でも、だからといって、水増しも良くないと思うですよ。型番の2600も1733+800の合算を切り上げての数字でしょうし、この通信速度が常時出せる訳ではないのは事実ですし。そろそろ、こういった表記はやめてくれませんかね?ルータの上位機では対応しているケースもありますが、幸いにして子機モードで使う事は出来ますので、1台を親機、他方を子機として、有線接続できない区間を高速無線通信で賄う事は可能です。むしろ、当座はそう言った利用の方が便利かも。WAN/LANともに有線接続はGigabitEthernet対応、LAN側は4ポート用意されます。USBポートも用意されますが、USB3.0に対応する為、HDD等を接続した場合には高速転送が期待できます。店頭予想価格は2万円前後。
参照:Aterm WG2600HP

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