木曜日, 5月 28, 2015

【DARPA】航空機搭載型レーザー防衛システムの地上実験が開始されます

DARPAから高エネルギー液体レーザー地域防衛システム(HELLAD)の地上実証実験が今夏より開始されると発表がありました。効率等の点であまり評価の高くない液体レーザーを使用した防衛システムの様で、最終的にはAC130等への搭載を検討するシステムの様です。輸送機ベースとは言え、航空機に搭載可能な小型軽量のシステムとして開発が進み、予定される出力は150KW。既にこの開発の目処は立っている様で、その前に地上での実証実験が行なわれるとの事です。効率は別にしても、小型軽量で大出力が得られるとの事で、以前に開発されていたYAL-1程の出力ではないにせよ、地上発射型のロケットや迫撃砲への対抗手段として期待されています。YAL-1は遠距離からのアウトレンジ攻撃を行なう為に、MW級の大出力レーザーを搭載した兵器システムでしたが、こちらは近距離をターゲットにしているので、KW級の低出力レーザーが採用されたのかも知れません。ただ、AC130自体は生産数も47機と少なく、全機をレーザー搭載にする訳にもいかず、今後の事はどうなるかわからないと言うところです。
参照:HELLADS LASER ACHIEVES ACCEPTANCE FOR FIELD TESTING

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