火曜日, 2月 17, 2015

【DRDC】兵士の携行銃器に改良を加えたったで!

カナダの防衛研究開発機構とコルト・カナダは、次世代の銃器の開発状況について公表しています。大雑把で不格好なデザインは、これが量産前の実証プロトタイプの為かも知れませんが。このライフルは5.56mmの銃弾を使用しますが、上部に搭載しているのは12ゲージの散弾銃か40mmのグレネードランチャーのいずれかだそうで、さらにその上に光学照準器を備えます。コンセプトとしては米陸軍で不採用になったXM29OICWや、トラブル続出の韓国陸軍のK11複合小銃等と同様で、結末も似た様な事になるんじゃないかなとも思います。短時間のファイヤーパワーが増すのは事実ですが、携行弾数の低減や複数銃弾の携帯に伴う操作性の悪化、何よりも重量増加に伴う携帯性の悪化は大きな問題になります。公表された記事によれば、アサルトライフルC7+M200グレネードランチャーよりも軽量としていますが、この組み合わせはおよそ4kg近くになる計算です。XM29が5.5kg以上、未装填時のK11が6.1kgとすると、ちょっとにわかには信じられない軽量さと言う事になります。現物がでて来るまでには未だ時間があるのでしょうが、あまり現実的にはならないのが見え見えというか、失敗を繰り返しそうな気がします。どうせなら、「エイリアン2」のスマートガンとかを開発してもらいたいところですが。こういうのって、途中で再検討とかできないんですかね?

参照:The evolution of the smart gun

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