水曜日, 12月 10, 2014

【KDDI】衛星モバイルルータの存在価値とは?

KDDI社からイリジウム衛星を用いた衛星モバイルルータ「イリジウムGO!」の販売がアナウンスされています。衛星通信を用いる方式のため、日本のほとんどのエリアをカバーしているのが特徴ですが、その反面、通信速度が低く、通信費用が高めなのは事実です。現実問題として、このルータでも通信速度は2400bpsとアナログモデム通信かと見まごうばかりの低速で、データ通信定額サービスがある訳ではないので、通信費用も高めです。そんなものがどうして市場に出るのかと言えば、前述の通りに衛星通信サービスである事が第一義です。そのため、3.11の様な広域災害の際に一般携帯電話が使えなくなった場合でも、このルータは使用する事が可能です。そのため、耐久性に関してはMIL-STD 810F、防水防塵についてもIP65相当となっています。もちろん、BS/CSでもお分かりの通り、荒天の場合には、通信用の電波がその影響を受けてしまいますけど。個人で所有するというよりも、法人、地方自治体の対災害用の機材の一つとして考えた方がいい様です。
参照:スマートフォンが衛星電話に! 国内通信事業者で初めて衛星モバイルルーター「イリジウム GO! (TM)」を発売

0 件のコメント:

Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム) Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)