月曜日, 9月 08, 2014

【Boeing】HELは地獄の扉を開いたか?

Boeing社のHEL MDが雨中や霧中での照射デモを行った様です。ある意味、ゴジラ(1984)の対怪獣兵器として登場したハイパワーレーザービーム車のコンセプトにも近いのかも知れませんが、かなり大型のトレーラー形式をとった車体で、上面にレーザー射出口をせり上げてレーザー光の射出を行います。出力は10kw程度で、驚く程の高出力ではありませんが、雨中/霧中でUAVドローンを撃ち落としたと言う事実に驚きます。元来、光線砲の類いなので、光を吸収する様な環境では効果が落ちると言われていたのに、10kwと言う(兵器としては)低出力で目的を果たしたのに驚きました。もっとも、照射時間は若干長めの様で、これが出力の問題なのか、吸収によるのかはわかりませんが。兵器としてそのまま流用はできませんが、デモ車としては十分な成果を残したと言えます。いや、もうすぐ来るんですかね、「レーザー光線」兵器の時代が。固定式の装備ができた暁には、真っ先に原発周辺に配備して欲しいと思うですよ。

参照:Boeing Laser Demonstrator Destroys Targets through Wind and Fog

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