ポーランドのSŁAWOMIR ZUBRZYCKI氏の手によって、レオナルド・ダ・ビンチがスケッチとして残した楽器「Viola Organista」が制作され、500年ぶりに初演奏が行われたそうです。動画のサウンドを聴いていただくとわかりますが、明らかにピアノやオルガンとは一線を画す音。むしろ、弦楽器に近い音色に聞こえます。元がハープシコードとヴィオラ、オルガンを一緒くたにした様な楽器なので、そう聞こえるのも道理と言えば道理です。グランドピアノの様な外観に仕上がった楽器で、内側には弦が伸びているのがわかりますが、一般的なピアノ等とは違って、弦を叩く部分がありません。むしろ、琴やヴァイオリンに近い形状の抑えが目につきます。ピアノ類は弦を叩いて音を出すので、叩いた瞬間に大きな音を出し、その後はだんだん弱まっていく訳ですが、こちらでは弦を擦る連続的な音になっているわけです。とりあえずは、演奏をお楽しみください。
参照:SŁAWOMIR ZUBRZYCKI
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