土曜日, 7月 21, 2012

スツーカの悪魔のサイレンが聞こえてきそう…

MBDAがイギリス陸軍と共同開発したという無人攻撃システム「FIRE SHADOW」の射撃精度が半端ないです。地上発射型のミサイルであるFIRE SHADOWは6時間の滞空性能を持ち、射程は100km。主翼が若干前進翼っぽくなっているのは、前側に収納されているためで、展開した状態で射出されます。射出時はロケットブースターを用いて行い、巡航は尾部のプロペラで行います。昼夜問わないオペレーションが可能で、精度の高い攻撃によって巻き添えを食う確率も減ります。動画を見ていただくとわかりますが、移動している自動車にほぼ垂直方向からぶち当てていますので、現行の地上攻撃型UAVと比較してもかなり高度なミサイルと言えます。目的から考えると、急降下時に何か音を発するという機能が組み込まれているとは思いませんが、WWIIのドイツ急降下爆撃機のユンカースJu-87スツーカの悪魔のサイレンのようなものがなったら、いくらタンクに乗っていたとしても恐怖でしょうね。
参照:FIRE SHADOW

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