土曜日, 4月 28, 2012

人力で画像を記述するカメラ

およそデジカメと言えば、撮影の結果を画像ファイルとして残すもののはずなんですが、Matt Richardson氏の手によるDescriptive Cameraは画像を残すのではなく、画像をテキストに直して印刷すると言う方式をとる、かなり変わったカメラです。とは言っても、バックグラウンドに超高速な画像処理システムが動作して、自然言語に自動変換して印刷していると言う訳ではなさそうで、実際にはAmazoneのMechanical Turk APIと言うのを使用しているのだそうです。えっと、簡単に言えば、画像をホイッと投げ込んで、それをネットワークの先にいる人間が解釈して、テキストとして投げ返してくるって言うシステムの様ですから、同じ画像を放り込んでも同じ結果が得られるとは限らないって訳です。また、人が解釈するために、1画像あたり3分から6分の時間がかかるのが難点と言えば難点ですか。もっとも、実用性はほとんど考えられていないアート作品なので、何点を挙げること自体が無意味かもしれません。
参照:Descriptive Camera

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