金曜日, 2月 24, 2012

加速装置のスイッチングには向きませんが…

ジョージア技術大学で、口腔内に取り付けるポインティングデバイスを開発しています。上あごに取り付けるデバイス本体とセンサ、舌の部分に操作用のマグネットをピアッシングする必要があります。デバイス本体のサイズは、おおよそコイン2個分くらいと小さく、口腔内に入れる事は十分に可能です。ポインティング操作はマウスというよりも、アローキーの代わりという感じで、上下左右方向への移動と、左右のクリックボタンに相当する機能が実現可能です。これならば、四肢が自由にならない方でも、ポインタ操作ができる事になり、コンピュータを使ったコミュニケーションも容易になる事が期待されます。将来的には上側の入れ歯に内蔵する事も考えられるので、かなり重要な研究だと思います。ただ、一つだけ問題があるとすれば、舌へのピアッシング。デバイスの動作に必要とはいえ、これには抵抗があるという方は少なくないでしょう。この辺り、更なる改善が必要だと思います。
口腔内での操作というと、サイボーグ009の加速装置が頭に浮かびますが、そう言った事には向かない感じです。
参照:Mouth Gear: Tongue Drive System Goes Inside the Mouth to Improve Performance and User Comfort

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