金曜日, 7月 22, 2011

人によるモーションキャプチャも過去の技術に?!

もしかすると、ゲーム/アニメ業界の業態を大きく変えてしまうかもしれない、画期的な入力デバイスの開発がソフトイーサ株式会社から発表されています。QUMA技術と命名された3D入力デバイスはフィギュアの素体の形状に近く、このデバイスで付けたポーズをリアルタイムで3Dソフト側に反映させると言うのが骨子です。従来は、人手によって一から描画するか、あるいは実際に人が動いてのモーションキャプチャ等が用いられてきた訳ですが、それが手のひらに乗る程度のデバイスを使用して、誰にでも簡単に入力ができる様になります。既に量産化の方向で動いている様なので、まずは業務用市場への販売が考えられているのでしょう。対応予定のOSはWindows / MacOSX で、接続はUSB2.0。HIDデバイスとして認識されるため、これ自体には専用ドライバは不要との事です。広く開発者を募る様なので、3Dソフトメーカーに期待したいところです。
実際には複数社との共同開発と言った状態になっている訳でして、筑波大学や電通大発のベンチャー企業である株式会社ビビアン等もあるのですが、アニメーション/コミックス作成ソフトの開発メーカーとして著名な株式会社セルシスが関わっているので、同社製ソフトへのリンケージや同梱版等も予想されます。夏コミの企業ブースにセルシスが出展するので、参考展示等があるかも知れません。
参照:開発中の「QUMA」技術を応用した 3D モーションキャプチャ装置を公開

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