金曜日, 4月 08, 2011

身体の具合が悪くてもコミュニケーションがとれます。

パナソニックヘルスケア社では、障碍者向けの意思伝達装置「レッツ・チャット」を発表し、4月1日から販売しています。遥かな過去にあったプリンタを内蔵しないワープロを思い起こさせますが、想定しているユーザが筋ジストロフィー等の身体的障碍若しくは脳神経的な障碍によって、他者とのコミュニケーションがとりづらくなった方々ですから、かなり特化した機能になっています。入力も単純にキーを押すだけではなく、文字枠が点灯した時に押す事で入力可能にするモードがあったり、音声ガイドがついていたりと、そう言うユーザを十分に想定したものとなっています。入力された文字はLCDに表示され、対応したプリンタには出力する事もできます。主目的が周囲の方々とのコミュニケーションをとるためのデバイスですから、周囲の人間にも分かり易い表示になっている様です。また、寝たきりのままでは精神的に辛いので、テレビ等のリモコンの機能も用意されています。販売予定価格は168000円とちょっと高額だとは思いますが、コストダウンをがんばって欲しいものです。もっとも、商品名にある「チャット」のイメージ程には高速入力には向かない様に思います。
参照:意思伝達装置「レッツ・チャット」新製品を発売

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