土曜日, 3月 13, 2010

ハードディスクがマイナーチェンジしました。

プリンストンテクノロジー社から、ポータブルハードディスクの新シリーズ「PHD-25UA/FBシリーズ」が発表されています。従来から販売されているハードディスクのマイナーチェンジモデルになる訳ですが、今回用意されるのは160GB/250Gb/320GB/500GB/640GBで、9.5mm厚以下のSATA接続のベアドライブが内蔵されている事になります。ベアドライブはフローティング構造によってケースから浮かせてある上、X字型が印象に残るシリコンジャケットの2重構造で、耐衝撃性を高めています。如何なる場合でも内蔵ハードディスクを保護するという保証ではありませんが、気休めにはなると思います。PCとのインターフェースはUSB2.0で、電源はバスパワー供給。別売のACアダプタで、バスパワーハブ等と併用する事ができます。対応OSは、Windows 2000/XP/Vista/7,MavOSX10.3.9以降となっています。なお。付属ソフトにより、Windows XP以降の環境では、本機のバックアップボタンのワンプッシュで、あらかじめ設定したフォルダ/ファイルのバックアップが行なえます。もちろん、MacOSX10.5以降のTimeMachine機能に対応しているので、こちらはバックアップソフトなしでのバックアップが可能です。実際、MacOSX用ソフトは付属しませんし。販売は3月中旬からの予定です。
参照:耐衝撃シリコンジャケット付属 2.5インチ ポータブル ハードディスク「PHD-25UA/FBシリーズ」

フリップ式の脚部を持つクーリングファン

クーリングファンと言ったら、冷却ファンの他には上に乗せるPCの台で構成される訳ですが、これはその最小構成の製品と言えます。USB.Brandoで販売されているクーリングファンは、ちょっとユニークな商品です。USBバスパワーで動作する冷却ファンは中央にあり、その周囲にフリップ式の脚部が4基あります。この状態で直径24.8cm、さらにそこからのばすことができ、最大直径は31cm。かなり大型のマシンの下にもおくことができますが、収納状態では12.7cmと非常に小型です。オンラインでの販売価格は$12.00-。斜めになるタイプではなく、ノートPC全体を均等に持ち上げるタイプになるので、ちょっと使いにくいかもしれません。
参照:USB Flaming Wheel Cooling Pad

金曜日, 3月 12, 2010

ワンセグ録画対応のポータロウ

東芝からDVDプレーヤ「ポータロウ」の新シリーズが発表されています。ここで取り上げるのは、そのうちワンセグ放送の録画に対応した SD-P75DTW。解像度800x480の7"ワイド液晶を搭載しているので、DVDの720x480より気持ち左右が広い感じです。バックライトはLEDで、省電力化が図られています。対応メディアはDVD-R/RW,CD-R/RW,SD/SDHCメモリカード等で、DVD-Video及びオーディオ/ビデオCDの再生が可能です。公式には外されているDVD+R/RWですが、意図的に未対応メディアとして扱われない限り、実用上は問題なく使用できるものと推測されます。反面、SDXCメディアは未対応です。その他、各メディア上のMP3/WMA/DivX/JPEG/SD-Video形式のファイルの再生が可能です。電源は付属のACアダプタの他、取り外し式のバッテリパックになりまして、初期値では充電に4時間/DVD再生で5時間の利用が可能となっています。ワンセグ放送は、SD/SDHCメディアに記録され、1GBで344分の記録が可能です。AV入力はありますが、ディスプレイを使用するだけで、ワンセグ以外の録画はできない様です。4月中旬からの販売が予定されています。本機の特徴であるワンセグ放送の録画機能ですが、アンテナを取り付けることで安定受信が可能になります。ただし、魅力的なコンテンツが乏しい現状では、あまりメリットとしては認識しにくいでしょう。
参照:ポータブルDVDプレーヤー ポータロウ SD-P75DTW

iPad用のセミハードケース

quirky.comで予約受付中なのが、このCloakと言う名のiPad専用のケース。ある程度の衝撃吸収製のある、ラバー製のセミハードケースになります。販売開始の4/3までの予約期間は、通常価格$42.00-のところを$36.00-で受け付けるそうです。商品はと言えば、iPad全体を覆うケースに、スタンドとしても使用可能なディスプレイカバーの一体構造になっています。ディスプレイカバーがあることで、タッチパネルに無用な傷がつくことを防ぐことができます。なお、スタンドはカバー側についており、カバーを立てて使用することも、スタンドだけ引っ張り出して使用することもできる様です。用意される本体色はブルー/ピンク/グリーン/ブラックの4色。ラバー製ということで、インナーケースとして役立ってくれるんじゃないかと。
参照:Cloak Undercover

安くてそこそこの性能のSSD

OCZTech.社からSSDの新シリーズ「ONYX」が発表されています。この製品は容量32GBのみで、インターフェースはSATAII/3Gbpsに対応しています。64MBのオンボードDRAMキャッシュとフラッシュメモリにはMLCを採用しており、最大転送速度はリード時で125MB/Sec、ライト時で70MB/Sec。最近の高スペックモデルからすれば、半分程度の転送速度です。ハードディスクに比べればかなり高速な製品ですが、SSDとしては遅い部類にはいります。TRIMコマンドもサポートした、最近の設計であるのは間違いないのですが。これには理由があります。最大の理由は、このドライブの市場予想価格が$100以下であること。以前、パラレルATAのSSDが人気を博したことがありますが、エントリーレベルのモデルで30GBクラスが1万円ちょっとという価格であったことも理由の一つでした。惜しむらくは、性能最大十四になってしまったために、この価格帯の製品がなくなってしまったことです。今も市場価格で1万円を切る商品はでて来ていますが、ようやく下がったかと言う製品が多いのです。これは、最初からその価格帯をねらったものです。とはいえ、起動用としての容量が精一杯で、各種のアプリ等を入れると厳しいので、サブドライブが必須にはなります。安価にSSDでシステムを組みたいとか、サブドライブがあることを前提としているのなら、これでもそこそこの性能にはなります。
参照:OCZ ONYX SERIES SATA II 2.5" SSD

太陽電池で充電可能なバッテリジャケット

Novothink社から販売されるiPhone3G/3GS及びiPod touch(2G/3G)用のバッテリジャケットです。通常のバッテリジャケットと違うのは、背面にソーラパネルが用意されていることで、時間さえ掛ければ単独での充電も可能ではあります。パネルの供給電力は最大5.5V/100mAhなので、単純に考えてもエンプティの状態からフルに充電するまでには1日以上の時間がかかる計算です。共通仕様で、ジャケットそのものは本体下のユニバーサルDockコネクタで接続し、外部インターフェース&充電用にUSBコネクタが用意されます。ジャケットで覆われるのは側面と背面だけなので、タッチパネル熨斗用には支障を来しませんし、タッチパネルの保護シートも貼ったままで大丈夫です。内蔵バッテリは、4レベルのインジケータで表示されます。ストラップを取り付けるための穴がありますから、カラビナやキーホルダー等の実用的なものを繋ぐだけではなく携帯電話のストラップで飾ることもできます。iPhone3G/3GS用は3.7V/1320mAhのバッテリが内蔵され、カメラレンズ部は開いています。iPod touch(2G/3G)用は3.7V/1500mAhのバッテリが内蔵されています。オンラインでの販売価格はiPhone用が$69.96、iPod touch用が$79.95です。
一応、日本語サイトもあるのですが、この商品に関する情報は米国サイトのものが使用されているため、すべて英語での表記になっています。
参照:Surge for iPhone 3G/3GS
参照:Surge for iPod touch

iPhone/iPod touchから飛び出したアイコン?!

JailBreaktoys社で販売しているのが、このマグネットクリップです。ええーっと、「アップル社とは提携してません」って?ま、まぁ、いいとして、これは、iPhone/iPod touchで使われているAppアイコンを元にした図柄のマグネットクリップで、表面は透明なエポキシ樹脂で固められているため、そうそう簡単に図柄がはげることはありません。クリップそのものは約22mm四方と意外と小さいのですが、裏面が磁石になっているので、冷蔵庫の表面や一般的なマグネットボードに貼付けることもできます。大きなものを一個で支えるのは辛いかもしれませんが、その時には2個、3個と使えば良いだけの話です。オンラインでの販売価格は$12.99。もしかすると、アップル社からなにがしかの通達がでて、販売自粛に追い込まれるかもしれませんので、ネタとして入手した方が良いのではないかと。
参照:App Magnets

木曜日, 3月 11, 2010

ポータブルドライブもアルミ合金製のケースになりました

OWC社から、ポータブルタイプのハードディスクMERCURY Elite-AL Pro miniという長い名前で販売が開始されています。従来のMercury On-the-GOシリーズとの最大の違いは筐体がアルミ合金製になったことで、これによってこもりがちだった熱を、外部に発散し易くしています。これは基本デザインを3.5"HDD内蔵のEliteAL Proをベースにしているためですが、インターフェースは変わらずeSATA,FireWire800 x 2,USB2.0の3種類4ポートになっています。FireWire400に関しては、変換アダプタが付属するので、購入直後から使用可能です。内蔵ハードディスクはSATA接続の2.5"で、電源はバスパワー供給か、別売のACアダプタから行ないます。標準で用意される容量は豊富で、5400rpmでは250GB/320GB/500GB/640GBが用意され、オンラインでの販売価格は$119.99/$129.99/$154.99/$189.00。5200rpmでは1TBが用意され、オンラインでの販売価格は$299.99-。7200rpmでは320GB/500GBが用意され、それぞれ$144.99/$189.99で販売されます。また、SSDも50GB/100GB/200GBが用意され、販売価格は$299.99/$469.99/$849.99です。なおドライブレスのモデルもあり、ソフトウェア付きで$94.99、ケースのみで$84.99で販売されます。
全体が熱伝導率の高いアルミ合金製になっているのと、前面がメッシュ状になっているのと合わせて、かなり冷却効率は良さそうです。7200rpm等の比較的発熱量の大きいドライブでも安心して使えます。
参照:OWC Mercury Elite-AL Pro mini

ベルト止めで王冠が開けられます

時計って、何に使われるのか分からない時がありますが、久々の大バカ時計がhappyhourtimepieces.comで販売されています。この時計、一見すると普通のアナ・デジ時計で、アナログは日本製のクォーツ式のムーブメント、LCD部は中国製品が採用されていて、時間の連動がしないと言う時点でちょっとおかしいと思うのですが。さらにおかしいのはベルト止めの部分で、ここには爪があって、王冠を開けることができます。って、既に時計としての機能ではないし、ベルト止めで開ける必要性はないんじゃないかと思うのですが…。それに、多用することでベルトやベルト止めに過大な力が加わって、壊れ易くなると思います。オンラインでの販売価格は$49.95。王冠を開けるのがビールメインという日本だと、あまり需要はないかもしれませんね。
参照:Happy Hour watches

沸騰させられるUSB接続のコーヒーカップ?!

Gadget4allで販売されているヒーター内蔵式のUSB接続のコーヒーカップです。製品としては、USB接続のカップウォーマーとコーヒーカップを合体させた様な感じで、内部にはヒーターが用意されており、保温と温度上昇を行なうことができます。とはいえ、USBバスパワーだけでは沸騰させるための熱量が稼げないので、内部にバッテリが搭載されています。内容量が見た目よりも少ない130mlなのは、内部にバッテリを搭載しているためでもあります。内部バッテリに常時充電をして、切り替えスイッチでヒーターをどう刺させる訳ですが、その電力は蓄えたバッテリの電力が使われるという訳です。従来のカップウォーマーとの違いは、その辺りになります。つまり、いつでも「暖かい」コーヒーではなく、「熱い」コーヒーが飲めるという訳です。バッテリの残容量は、側面のインジケータLEDで確認可能です。本体色は、ブラウン/ホワイト/イエロー/ピンクの4色が用意され、オンラインでの販売価格は$27.00-。意外と安価な気がします。
参照:USB Warming And Stirring Coffee Cup

PDA向けの折り畳み式キーボード

USB.Brandoで販売されていたBlueTooth接続のキーボードです。BlueTooth接続のキーボードなので、ほとんどのシステムで動作するとは思いますが、特徴的なのは折り畳み式であることと、奥側にあるスタンドです。ポメラ等で採用されているキーボードと同様に、中央で二つに折り畳むことができます。USB接続の製品は秋葉原でも入手できますが、BlueTooth接続の製品は未だなかったんじゃないかと思います。奥のスタンドは取り付け自在で、スマートフォン等を立てかけておくのに使います。長さの調節もできますし、後ろ側にある脚を立てれば縦横自在に置くこともできます。対応OSはSymbian S60, Mac OS, PS3, Windows Mobile, Window 2000/XP/Vista/7ですが、BlueTooth接続でHIDプロファイラに対応しているシステムならば使用可能です。期待されるのは、次期システムでHIDプロファイラに対応すると言われるiPhone/iPod touch。iPadのリリースで期待されている訳で、ハードウェアキーボードはかなり売れ行きがいいのではないかと思っているんですが。
参照:Bluetooth Foldable Keyboard

1984年のオリジナルMacの筐体でSnowLeopardを走らせる

Instructablesで公開されていたのが、1984年(26年前!)にリリースされたオリジナルMacの筐体に、MiniITXのマザーボードを組み込んでSnowLeopardを走らせると言う改造です。いわゆるHackingtosh方式なので、ちょっとアレですが。とにかく、オリジナルの筐体には手をつけず、元に戻せることを前提にした作業の様で、「その意気や良し」って奴です。この種の改造だと、ベースに使われるのがMac miniだったりするんですが、miniITXのマザーボードを組み込むところがなかなかです。また、以前ならば小型のVGAモニタが使われることが多かったんですが、さすがに内蔵可能なモニタが供給されなくなったので、今回使用しているモニタはUSB接続のMimoの7"モデルです。この方式にはもうひとつの利点がありまして、信号と電力が1本のケーブルですむんです。別に電力を考慮しなければならなかったVGAモニタよりも扱い易いかもしれません。また、筐体に手を付けないという縛りのため、いろいろと苦労していますので、いろんな意味で参考にはなるんじゃないでしょうか?
参照:Upgrade your original 1984 Macintosh to run OS X Snow Leopard.

水曜日, 3月 10, 2010

これがiPhone/iPod用のスタンド!でも幽波紋ではない

フォーカルポイントコンピュータ社が販売する、In Your Face社のiPhone/iPod用のスタンドです。フレキシブルアームを採用しているため自在に曲げることができるため、商品名に「グネグネ」と入っています。つか、最近の死語ですよね、「グネグネ」って。商品は、フレキシブルアームの一方の端にあるクリップ部分で台に固定し、反対側にある専用の固定具にiPhone/iPodを挟みます。フレキシブルアームのおかげで、縦横の方向は自在ですし、結構無茶な向きでも固定できちゃいます。寝っ転がっていても、適切な場所に固定できるのが良いところです。オンラインストアでの販売価格は3480円(税込み)。
何となくですが、自分でも材料集めれば作れてしまいそうなチープ感が良い感じです。実際には、難しいでしょうけど。
参照:グネグネiPhoneスタンド In Your Face Viewbase for iPhone/iPod

バッファローの薄型外付けHDD

バッファロー社から、新型ボディのポータブルハードディスク「HD-PVRU2-BKシリーズ」「HD-PVRU2-WHシリーズ」が発表されています。カラーがブラック/ホワイトであること以外に違いはないので、選択はご自分の好みでいいでしょう。両シリーズ共に用意される容量は320GB/500GBで、無理に容量を稼ぐ形式ではなさそうです。そのため、オンラインでの販売価格も¥10000/¥13600(税抜き)と比較的安価です。ボディサイズは81mm(W)×16mm(H)×130mm(D)で、従来機に比べて6mmも薄くなっています。これは12.5mm厚の製品を考慮しないためで、ひょっとすると8.5mm厚以下の製品が用いられているかもしれません。インターフェースはUSB2.0で、電源はバスパワー供給です。なお、耐衝撃性が宣伝で使われていないので、それほどの耐衝撃性はないと思われますが、専用のシリコンジャケットが同梱されます。持ち運ぶ場合があるのなら、気休め程度ですが、必ず取り付けてください。データの暗号化についてはハードウェア非対応、ソフトウェアは添付されません。TurboUSBには対応しています。対応OSはWindows XP/Vista/7とMacOSX10.4以降ですが、添付ファイルはすべてWindows用のみ。
参照:ポータブルHDD ブラックモデル「HD-PVRU2-BKシリーズ」
参照:ポータブルHDD ホワイトモデル「HD-PVRU2-WHシリーズ」

拡張ディスプレイアダプタにDisplayPort版が!

ジャパンマテリアル社のグラフィックソリューション部から、Matrix社のDualHead2Go/TripleHead2GoのDisplayPort版がリリースされています。以前からVGA/DVI版が販売されていましたが、ようやくDisplayport版がリリースされたことになります。このアダプタでは、入出力が同じポートで構成されているので、使用するにあたってはDisplayPortを有するビデオカードとモニタが必要になります。これらの商品はPCと1本のケーブルで接続されるディスプレイ拡張用アダプタで、2台もしくは3台のモニタを同時に接続することができます。PCから見た場合、複数のモニタが広大な1台のモニタとして認識され、例えば1024x768の解像度を持つモニタを3台接続すれば3072x768のモニタとして使用することができます。DisplayPort版にのみMatroxクローンモード(ミラーリング)がサポートされ、接続した2台のモニタに同じ表示を行なうことができます。DualHead2Goは同時に2台、TripleHead2Goでは同時に2/3台のモニタが接続可能で、DualHead2Goは3840x1200(1920x1200x2)まで、TripleHead2Goではデュアルモニタで3840x1200(1920x1200x2)、トリプルモニタモードで5040x1050(1680x1050x3)まで表示可能です。アダプタ本体はUSBポートは必要としませんが、電源としてUSBバスパワーを必要とします。対応OSはWindows XP/Vista/7等です。もっとも、現在、DisplayPortを採用しているのがMatrox社のビデオカードの他にほとんどなく、miniDisplayPortまで広げてもMac以外にはあまりないというのが現状です。オプション扱いで、miniDisplayport-DisplayPort変換アダプタが用意されているので、これを利用すればMacでも接続が可能かもしれません。販売は3/17からになっています。
参照:DualHead2Go DisplayPort版
参照:TripleHead2Go DisplayPort版

巨大レーザプロジェクタ用光源

先日、ピコプロジェクタとしてレーザ光源の製品を紹介しましたが、その真逆の巨大プロジェクタ用の光源が発表されています。米国SONYから、大画面用プロジェクタで使用する、レーザープロジェクタ用光源モジュールを開発したと発表がありました。おそらく映画館等で使用されている業務用の2K/4Kシステム用に使用されると考えられ、高輝度とシャープな画面が実現されると考えられます。従来は、反射/透過型液晶が採用されていたため、どうしても明るさと画面のシャープさの点で不利であったのは事実です。レーザ方式が採用されることで、この2点が改善されることが期待されています。劇場用のプロジェクタだけではなく、明るさ1000ルーメンのホームシアター、10000ルーメンの巨大プロジェクタ等にも使用が可能な様です。出力は赤10W、緑6W、青5Wで、計21Wになります。レーザのエネルギー変換効率は15%から22%程で、平均すると18%という高効率を実現しています。RとBに関しては、新規に半導体レーザダイオードが開発され、Gには小型/高出力のSHG半導体レーザが採用されています。米国SONYではこの技術をSony Manufacturing Systems Corporation に移転して、2010年後半以降に商業用サンプルを出荷する予定です。
SMSって、旧ソニー・マグネスケールと旧マックス精機が紆余曲折の末に合併した会社で、つい最近、計測機器部門が森精機に売却されちゃったとこですよね。それに変わる製品として、この光源を用いた商業製品の開発/販売を行なうのでしょうか?
参照:Highly Efficient RGB Laser Light Source Module for Large Screen Projectors

日本だと魚肉ソーセージ型でしょう!

あちらのソーセージは金色なのかと思ってしまう程の、ソーセージ型のスタイラスペンです。1本あたり$0.99-という低価格なので、おもちゃ扱いに近いとは思いますが。まぁ、よく似せてあります。両端を止めている金属のリングまで再現してありますが、このリング部分はタッチパネルそのものを傷つけてしまうかもしれませんので、取り扱いには注意です。日本で販売する時には、ピンクか赤いセロファンで覆った魚肉ソーセージの形状にするか、スティック上のプロセスチーズの形状をとっていただきたいと思うのですが。どこかでやってくれないかなぁ。サラミ型って言うのもありかもしれませんね。
参照:iPhone Sausage Screen Stylus

充電は無線電送方式で

Case-Mate社で販売しているのが、このiPhone3G/3GS専用の無線充電システム「Hug」です。要するに、iPhone3G/3GS側に専用のケースを取り付け、スタンド側との間で無線で電力をおくり、充電する仕組みです。無線による電力送信には、eCoupled方式が採用されています。この方式ならば、充電するのにDockに接続したり、アダプタケーブルをつけたりする必要はなく、ただスタンドの上に置くだけで充電が行なわれます。伝送が無線のため、厳密に置く必要はなく、スタンドから半分くらいはみ出しても充電は可能です、もっとも、時間はかかるでしょうが。iPhone3G/3GS側に装着するケースは2ピース構成で、上下から挟み込む形式になるため、装着そのものはそれほど面倒でもありません。ただし、外部にユニバーサルDockコネクタはないので、データ同期を図る時だけは取り外さなければならないのが珠に傷です。オンラインでのh1セットの販売価格は$99.99-です。無線伝送による電力供給システムは、かなり以前から実用化されていますが、iPhone3G/3GSに使えるものはあまりなかった様に思います。
参照:iPhone 3G / 3GS Hug - Wireless Charging Pad & Case

デジタルガジェットに親和性の高いジーンズ

デジタルじゃないけれど、デジタルガジェットと親和性の高いジーンズがWTFJeansで発表されています。このジーンズ、何が親和性が高いと言われるかと言えば、正面のポケットが出し入れの簡単なiPhone/iPod touch用になっており、内部は傷がつかない様にマイクロファイバーが裏地として使われています。まぁ、近いサイズのDAP/PMPならば、入れておくことは可能でしょう。また、その隣にはUSBフラッシュメモリ等を入れておくためのポケットがつきます。後ろポケットはデザインは凝ってますが、両方とも至って普通の大きさです。男性用でウェストは30"から38"まで、ヨーロッパ製品です。オンラインでの販売価格は€79,-。まぁ、ちょっと怪しげな表記が見られますが、ユニークな商品だと思います。
参照:wtfjeans

機械式ムーブメントでデジタル表示を実現!

仏4N社で紹介しているこの腕時計は、言わば機械式デジタル時計とでも言うべき代物で、長針と短針によるアナログ表示ではなく、直接時間を数字で表すデジタル表記なところがユニークです。時間を表す円盤と、10分単位/1分単位の表示を行なう円盤が各1枚で、計3枚の円盤が内部で回転することで時間の表示を行ないます。何しろ、腕に装着するために利用可能な面積が狭く、さらに重なりあうとは言っても計3枚の円盤がはいるためにでかくなってしまってます。単純に言って、横幅は2倍くらいになっていると思いますよ。デジタル表示とは言っても、物理的な制約上、24時間表示にすることは難しいため、12時間表記に固定されます。また、機構上の制約から、カレンダー表示はできません。ただ、このメカメカしいところは受けるでしょうね。内部の円盤構造が見えるのは、「分かっている」デザイナーの手による仕事ということを教えてくれます。日本でも輸入されて、販売されませんかねぇ。
参照:4N

火曜日, 3月 09, 2010

どこでもハンディスキャナ〜

TEC社より、乾電池で動作するスキャナ「hidescan」が発表されています。スキャナとは言っても、現在主流のフラットベッドタイプではなく、本体を手で引っ張るタイプのハンディスキャナになります。スキャン範囲は、幅210mmで長さは60cm(高品位モード)/120cm(標準モード)です。高品位モードでは600x600dpi、標準モードでは300x300dpiになります。電源は単三乾電池2本。記録は、最大32GBまで対応したmicroSD/SDHCメモリカード(別売)に、JPEG形式で行ないます。つまり、このスキャナ単独でデータをスキャンして、メモリカードに保存。改めて、データをPC/Macに転送するという2段階の取り込みを行ないます。スキャンの段階ではPC/Macは不要なので、出先でとりあえずデータのスキャンをガバガバとって、帰社してからデータを取り込む等という使い方が可能です。もちろん、電源が単三乾電池2本なので、どこでも手に入るのもメリットの一つです。USBマスストレージクラスに対応している様で、PC/Mac/Linux等でデータの取り込みが可能です。店頭予想価格は1万円をわずかに切る9980円です。フラットベッドスキャナでは大げさですし、かといって手軽にスキャンできるハンディスキャナはほとんどありませんから、選択肢はあまりないでしょう。これか、フラットベッドスキャナか、です。
参照:hidescan -ポータブルハンディスキャナー-

1.8"PATA/ZIF対応のSSD

ActiveMediaProducts社から、1.8"サイズのパラレルATA方式のインターフェースを持つSSD「SaberTooth ZTシリーズ」が発表されています。このシリーズは32GB/64GBの2機種で構成されるシリーズで、最大転送速度はリード時で100MB/Sec、ライト時で85MB/Secと、1.8"/パラレルATA方式にしては高速な仕様になっています。前シリーズのZXよりも最大容量が減った(128GB->64GB)のは、さすがに時期的に見てやむを得ないかと。ZIFコネクタ装備の1.8"フォームファクタの製品なので、初代MacBookAirのドライブを交換することができる他、2.5"コネクタに変換することで、PowerBookG4等の旧世代機で使用する事も可能になります。オンラインでの販売価格は、それぞれ$169.95/$299.95です。いよいよ、2.5"`アラレルATAのハードディスクの入手が難しくなってきましたので、こういう製品で代替えするしかないかもしれません。
参照:Active Media Products Releases 1.8-Inch PATA Turbo ZIF SSD

レゴ風のUSBハブに新製品

USB.Brandoで販売されている、レゴ風味の4ポートUSBハブの新製品です。あくまでもレゴ風であって、実際に組み込めるかどうかまでは分かりません。基本的にはUSB1.1/2.0対応のバスパワーハブのため、対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7,MacOSX,Linux等です。ただし、USB1.1まで枠を広げると、Windows 98SE/Me,MacOS8.6以降等も対応しているはずです。本体色は、ブルー/イエロー/レッド/ブラックの4色で、ACアダプタの接続そのものは可能な様です。オンラインでの販売価格は$10.00。
このままレゴに組み込めれば、巨大な城型のハブにすることも、ヘリコプター型のハブもできてしまうはずです。そこまでいかなくても、殺伐とした作業机の中の一服の清涼剤みたいなものにはなるんじゃないかと。
参照:USB Brick 4-Port Hub II

テープカセット側DAP

USB.Brandoで久々に見つけたテープカセット型のDAPです。単体でMP3プレーヤとして動作しますし、テープデッキやカーオーディオに突っ込めば、普通のカセットテープと同じ様に音楽再生が可能です。これは、カセットデッキの磁気ヘッドと対になる部分に磁気ヘッドが用意されており、デッキ装着時はここから磁気データを送る形式をとるからです。本体は上面の6個のボタンとリモコンで操作します。使用可能なメディアはMMC/SD/SDHCメモリカードで、SDHCメモリカードは最大16GBまで対応します。内蔵バッテリはLiONで、充電はUSBバスパワーで行ないますが、ACアダプタとシガレットソケット用のチャージャも付属します。再生可能な音楽ファイルフォーマットはMP3のみ。オンラインでの販売価格は$24.00-です。
そろそろ、ハードウェアとしてのテープデッキもなくなりつつある様なので、どちらかと言えばデザインで使用するユーザに向いているのではないかと思います。
参照:USB Cassette MP3 Player II

レーザー方式のプロジェクタ

Microvision社からピコプロジェクタ「SHOWWX」が発表され、Limited Editionの販売は開始され、通常版は3/24からの出荷が予定されています。通常、ピコプロジェクタに分類される商品は高輝度白色LEDを光源としており、これをLCDを透過/反射させることで画面を構成していますが、このSHOWWXはレーザーを光源としており、Class2のレーザー製品として扱われます。レーザーを光源とすることで、よりシャープな映像と高輝度な画面が期待される訳です。画面解像度は変則的なWVGAの848x480で、アスペクトレシオはおよそ16:9。投影距離は15cmから2.5mで、画面サイズも同様。コンピュータと接続するためのVGAアダプタはLimited Editionでは同梱されますが、通常板では同梱されません。共通して、iPod専用のケーブルとコンポジットビデオ専用ケーブルが付属します。サイズ的には14mm(H)x60mm(W)x118mm(L)と、ポータブルハードディスク並の大きさです。ユーザ側で交換可能なLiONバッテリを内蔵しており、バッテリでの連続動作時間は90から120分程。VGAアダプタ同梱のLimitedEditionの販売価格は$999.00-、標準板は$549です。レーザ方式のプロジェクタは既に発表されていましたが、ピコサイズのプロジェクタは初めてかも知れません。
参照:Microvision's Show WX laser pico projector

一眼レフ風というよりもホルガ風?

グリーンハウス社からちょっと怪しげなデジカメ「TCAM30シリーズ」が発表されています。まぁ、全体のデザインが一眼レフ風というだけで、実際にはストラップとして取り付けができるくらいに小型の製品です。サイズ的には62mm(W) × 31mm(D) × 45mm(H)で、電源は単4乾電池1本。外部メモリスロットはなし。VGA/QVGAでの静止画撮影(JPEG/BMP)とQVGAでの動画撮影(AVI)、WEBカムとしても使用は可能です。動画撮影が6fps、WEBカムで役15fps程度ですから、撮れると言うレベルでしょう。内蔵メモリ容量は不明ですが、VGA解像度で非圧縮20枚の撮影が可能です。PCとの接続は専用ケーブルでUSB、対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7。オンラインストアでの販売価格は1980円。
一眼レフ風のデザインとは言っても、まぁ、何か特定のモデルがある訳じゃありませんし、価格が価格なだけに画質等を期待してはいけない製品です。ただ、その分だけ手軽に使えるのも事実ですし、チープなそれっぽさが、妙に味がある様な気がします。
参照:一眼レフ風外観のトイデジカメ「GH-TCAM30シリーズ」

月曜日, 3月 08, 2010

ラジオチューナ&ライン入力による録音デバイス

プリンストン社から、USB接続のAM/FMラジオチューナ「デジ造ラジオ版II(PCA-RCU2)」が発表されています。この商品はAM/FMラジオチューナと、ライン入力レベルのサウンド入力の二つの機能を持ち合わせた商品です。アンテナ入力は付属の変換ケーブルを介して接続しますが、FMアンテナ用のF型コネクタと、AMチューナ用のRCAピンになっています。FMアンテナは汎用のF型コネクタのため、より高感度の物に変更することができます。また、マイク端子には付属のケーブルを介して、ライン入力レベルの信号を取り込むことができますから、カセットデッキやレコードプレーヤ等のアナログ音源からの録音が可能です。3.5mmφ-RCAピンプラグ変換ケーブルは付属していますが、3.5mmφ同士の接続ケーブルは別途用意する必要があります。なお、ラジオの選曲とライン入力の録音は添付のデジ造RadioPlayer2で行ないます。録音もするのに、playerとはこれ如何にという感じですが、そのために対応OSはWindows XP/Vista/7で、いずれも32bitモードにのみ対応します。店頭予想価格は5480円(税込み)です。
参照:AM/FM対応USBラジオチューナー「PCA-RCU2 デジゾウシリーズ デジ造ラジオ版Ⅱ」

安価なテンキー

バッファローコクヨサプライ社から、USB接続のテンキーユニット「BSTK02シリーズ」が発表されています。フルサイズキーと同じ19mmピッチのキーを採用しているので、割りと打ち易くはなっていると思います。テンキー側のNumLock時にはテンキーモードとして数字の入力ができますが、解除時にはカーソルキーモードとなり、水平/垂直方向の移動とPg Up/Dnが可能になります。ただし、それら以外のハードウェア的機能はありません。そのかわりといってはなんですが、オンラインでの販売価格は1320円と非常に安価です。対応OSとしてはWindows 2000/XP/Vista/7です。おそらくはMacOSXでも使用は可能と思われますが、過去の製品がそうであった様に、カーソルキーモードは使えないと推測されます。ノートPC等を使用している場合に数字キーが必要という事ならば、価格的にも安価なことから、選択肢として上がってくるでしょう。
USBハブ機能付きのテンキーもありますが、接続したマウス等に振り回される(物理的に)ことがありますので、このような単機能機の方がましなのかもしれません。
参照:スタンダードテンキーボード「BSTK02シリーズ」
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