金曜日, 11月 26, 2010

象の鼻を模したロボットアーム

ロボットやオートメーション機器のFESTO社が開発していた,象の鼻を模した構造のロボットアームです。今年の春頃には発表されていた様ですが,いままで知りませんでした。とりあえず,下の動画を見ていただければ,其の不思議な感覚が分かると思います。象の鼻を模した動きができるのは,3組の特殊なチューブの組み合わせで,ガス圧でこれらを駆動しています。さらにアームは複数の構造の組み合わせで構成されており,鼻の部分は3種の構造体が連結されており,さらに先端の角度を可変する部分と,実際に物をつかむ先端部分で計5種の構造体になっています。動画をご覧になれば分かりますが,動きは確かに象の鼻。先端部の3本のグリップががっちりと物をつかむし,アーム部分の自然な動きには驚かされます。上の画像では象の鼻と物の受け渡しをしていますが,当然、アーム同士での受け渡しも可能です。ここまで技術は進んできたのかって言う、かなりの驚きとともに動画に魅入ってしまいましたよ。
ただ,やっぱり先端の3本のグリップといい,動きといい,どことなく悪役ロボットのアームを見ている様な気持ちにもなります。映画「ガンヘッド」に登場するエアロボットとか、漫画「スプリガン」でYAMAに則られたコンピュータを護る高水圧噴射装置等が近い形状でしょうか?
参照:Bionic Handling Assistant -flexible and compliant movement

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