木曜日, 4月 29, 2010

眼を見て話しなさいって言ったでしょ?!

WEBカメラを使う時に不自然に思うのは、ただの一点じゃないかと思うのです。それは、視線が自分を向いていないこと。通常、WEBカメラはディスプレイの上等の見易い位置にある訳ですが、それはディスプレイとは微妙に違う位置になるため、先方のディスプレイにはあらぬ方角を見つめている姿が映し出されています。先方の映像が表示されるディスプレイに集中すれば眼を見て話していないと言われ、WEBカメラを見つめると先方の映像が見られない、と。ディスプレイの中央にWEBカメラがない限りは、これを解決する手段はありませんでした。で、ここにきてIris2irisから、新しいけど大掛かりになるシステムが発表されています。これ、実はディスプレイまで含んだ製品でして、開閉式のディスプレイとハーフミラーの組み合わせになります。ディスプレイは通常のモニタとして使用するため、ひねりはありませんが、ユニークなのはその前面に入るハーフミラー。ディスプレイからの光は透過しますが、前面からの光は下側に反射する訳です。反射した光は下側のボディに内蔵されたWEBカメラで受光し、映像として先方に送られる仕組みです。この方法ならば、本人が見つめているのはディスプレイになるので、あらぬ方向を見つめる変な人という表情にはなりません。一応、Skype等のビデオチャットで使用が可能という事で、Mac/PCに対応します。現状ではまだまだ出て来たばかりの商品でもあり、遠隔地の教育やサポート用という位置づけになっていますので、販売されているWindowsXP/Vista用のシステムでさえ€1845,00とかなりの金額になります。
ユニークな発想に基づいた商品ですが、原理そのものは難しくはありません。カメラの位置の微調整等が必要になるのが難点でしょう。
参照:Iris2iris

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