木曜日, 3月 04, 2010

WD社の汎用SSDがついに発表

WesternDigital社から、新型SSDが2シリーズ発表されています。共にフォームファクターは9.5mm厚の2.5"/HDDと物理互換で、インターフェースはSATA/3Gbps。TRIMコマンドに対応しています。MTBFは1400万時間と、通常ではあり得ない数字でしょう。
N1xシリーズは組み込み専用のモデルで、OEMがメインとなります。用意される容量は32GB/64GB/128GBの3機種。最大転送速度はリード時で240MB/Sec、ライト時で140MB/Secです。組み込みシステム用のため、信頼性の高いSLCが採用されています。
SiliconEdge Blueシリーズは汎用的な製品シリーズで、用意される容量は64GB/128GB/256GBの3機種。オンラインでの販売価格は、それぞれ$279.00/$529.00/$999.00です。最大転送速度はリード時で250MB./Sec、ライト時で170MB/Sec。こちらは一般的なノートPC等に組み込まれる製品シリーズですが、2.5"-3.5"変換アダプタは標準では用意されないため、デスクトップマシンへの組み込みにはアダプタを用意する必要があります。
ようやく、WD社から汎用のSSDがリリースされました。以前にSiliconSystems社を買収したあと、組み込み用途向けの商品は発表していたはずですが、一般向けの商品は初めてでしょう。実際に商品がでてから評価されるでしょうが、期待できるのではないかと。
参照:WD SiliconDrive N1x
参照:WD SiliconEdge Blue

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