木曜日, 3月 18, 2010

ハードウェアベースのセキュリティデバイス

ユニークなネットワーク商品が販売開始されている様です。グレインマスターズ社から販売されているのは、ネットワークに接続するハードウェアベースのウィルス/マルウェア対策のデバイスです。このデバイスはネットワークに接続して、ネットワーク上のプロトコルを分析する事で、ウィルス/マルウェアの判別を行ないます。設置も簡単ですし、ネットワークに接続するだけで勝手に判別し始めますから、運用も楽です。何よりも、PCに何もインストールする必要はないので、重い処理になる事もありません。きちんとしておけば、P2Pでデータが流出したりとか、不正浸入を許したりとか、勝手にIM等を使用する事等を、プロトコルベースで防ぐ事ができます。秋葉原での店頭価格は39800円程の様なので、場所によって破砕とライセンス等よりも安価で済むかもしれません。
既知のウィルスやマルウェアへの対応は大丈夫でしょうが、通信速度そのものはガンガン落ちます。すべての機能をオンにすると、スループットは20Mbpsを切ります。大規模なネットワークだと、ちょっと厳しいですかね。後は、ちょっと不安なのがデータベースの更新。アンチウィルスソフトをお使いの方は、定期的に定義ファイルが更新されるのでお分かりだと思うのですが、新たに発覚したURLや、新しい手法によるウィルス/マルウェア等への対応がどうなるのかが最大の問題の様に思われます。
参照:【Dicepit-PUT102】

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