金曜日, 2月 26, 2010

3次元の物体もスキャニング

CES2010で発表されていた様なのですが、HoverCamという名称の画像入力装置です。スキャナと言ってもいいかもしれませんが、一般的なフラットベッドタイプのスキャナとは少々違います。一見すると、単なるアルミ合金のパイプが立っているだけにしかみえませんが、上側が半分に割れて、その先端にカメラが仕込まれています。これで、カメラの眼下にある物体をスキャンする訳です。この方式の利点は、上からの俯瞰で物体をスキャンできるために3次元の物体をスキャン可能な事、設置場所をとらない事等があげられます。逆にデメリットは、画像の端で歪みが発生し易くなる事、よけいな影が発生する事等があります。カメラはCMOSセンサで、200万画素のX300と、500万画素のX500/X500Proの2シリーズに別れます。X500/X500Proはソフト的な違いの様で、TWAINドライバに対応、TIFFファイル形式に対応、A3サイズまでのスキャン可能等がPro版にはついています。この種の製品の場合、たいていはWindows版のみのサポートなのですが、Adobe Air2.0に対応しており、その上で動作するアプリがMac/Windows用に用意されます。オンラインでの販売価格はX300で$179.99、X500が$279.99、X500Proで$399.99です。CES2010記念特価はそれぞれ$139.99/$199.99で、X500Proは記念特価はありません。ちなみに、通販は北米のみです。例えば、A4版全体をスキャンした場合、X500/X500Proではおおよそ200dpiを超える分解能になります。3次元の物体もスキャンできて、この分解能ならば、能力としては十分でしょう。
参照:HoverCam

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