土曜日, 11月 14, 2009

フォトフレームから派生したオーディオシステムがパナソニックから

見落としていたんですが、パナソニック社からマルチメディアオーディオシステム「MW-10/7」が発表されています。ベースになっているのはデジタルフォトフレームで、対角9"のモニタには38万ピクセルの画素数とありますから、おおよそ800x480クラスのワイド画面と推測されます。残念ながら本体単独での動画再生はできず、JPEG形式の静止画のみの表示になります。オーディオシステムと名乗るのには訳があり、AM/FMチューナ、CD-R/RW対応のCDプレーヤを内蔵しており、装備されたSD/SDHCメモリカードスロットに保存された静止画の再生や、AAC/MP3/WMA形式の音楽再生も可能です。内蔵フラッシュメモリは4GBですが、これは静止画専用と言う事で、音楽再生や録音等には使用できません。この辺りは、著作権に配慮しているのかもしれませんが。内蔵スピーカーは竹繊維を使用し、エアロストリームポートと言う低音増強の機構を内蔵していますが、モノラルです。アンプ部はステレオ対応していますので、外部スピーカーを使用すればステレオ再生も可能です。MW-10/7の違いは背面ユニットで、iPod用のユニバーサルDockコネクタの有無でしかありません。ただし、iPod側に保存された動画の再生等は可能です。なんだか、フォトフレームから出発して、いろんな機能を詰め込みたいんだけれども、著作権等にも配慮しなくちゃいけないかなぁ等と言う迷いがある感じの製品で、ちょっと中途半端な気がします。製品の性格上、モノラルでも問題はないのでしょうが、FMチューナやCDプレーヤ、iPod等の装備がある以上、内蔵スピーカーがステレオ対応していてもおかしくはないです。また、CDプレーヤにメディアをセットする時や、iPod用のユニバーサルDockコネクタの位置が裏側にあって使いにくそうに思えます。iMacに似せて作られている訳ですから、CDはサイドからスロットローディングで入れ、上面か正面にiPod用のコネクタを装備した方がすっきりしたと思いますけれども。多分、次世代機は、それらに加えて単独でのMPEG4再生等の機能を付けてくれるのではないかと思いますが。
参照:MW-10/MW-7トップページ

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