金曜日, 11月 06, 2009

1.8"径のハードディスクの明日はどっちだ

東芝から1.8"クラスで最大容量のハードディスクをMK**33GSGシリーズとして販売します。SATAインターフェースを採用した同シリーズは、用意される容量が160GB/250GB/320GBの3機種で、12月から量産を開始するそうです。ミニサブノートクラスへの搭載が見込まれており、最近のネットブックやCULVノートPC等のハードディスク容量が増量される事が期待されます。SATA3Gbpsインターフェースへの対応と、16MBの大容量バッファ、5400回転の採用により、高速化が見込まれています。従来機種と比べて、内部の転送速度が向上したとは言ってもわずかに15%程なので、体感できる程ではないでしょう。記録密度が向上しているため、ヘッドシークタイムが短縮されているはずなのですが、それでも体感できるレベルにはないと思います。
速度的には、3.5"径はもとより、2.5"径よりもかなり遅いと言われていた1.8”径ですが、容量でSSDに対抗すると言う判断になったと推測されます。実際、5400rpmは2.5"径の標準回転数ですし、16MBものバッファメモリは2.5"径のドライブのおよそ倍です。どこまで高速化できるか分からないのですが、ひたひたとSSDの足音がすぐ後ろに近づいている様なものですから。
参照:業界最大記憶容量注1320GBの1.8型HDD

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