水曜日, 10月 08, 2008

ニコンから謎のUPシリーズ

ニコンから、機能満載のゴッツイPMPが発表されています。コンシューマ向けに、このようなメディアプレーヤを投入してきた事自体が不思議に思われますし、機能的にも絞り込めていないような印象があります。デザイン的には、わざとごつくした感じがあり、ディスプレイは相対的に目立たない大きさになっています。
外観は、見ての通りのごついヘッドフォンにリトラクタブルタイプの小型ディスプレーをつけた商品になり、ディスプレーの解像度はVGAクラス。このディスプレーの光学系は、独自開発の密着複層型DOEレンズが使われているそうで、従来よりも色収差等を抑えてあるそうです。PCとの接続にはUSB2.0が使用され、8GBモデルは外部AV入力が可能です。ヘッドフォンは密閉型、4/8GBの内蔵フラッシュメモリを搭載し、MPEG1/2,WMV9等の動画再生に対応しています。音楽であればMP3/WMA9、静止画のJPEG、一部SWF形式(Flash7相当)に対応していますが、ここまでは、ちょっとデザインの変わったメディアプレーヤと言うところ。これだけでも不思議なのですが、これに加えて、Wi-Fi機能搭載によるインターネット接続が可能になっています。iPod touch等の様に、さほど珍しくはなくなった機能ですが、このタイプのメディアプレーヤにはない機能でした。IEEE802.1b/g対応で、20m程の有効距離の様です。HTML4.01等に対応したブラウザもついているので、基本的にはインターネットコンテンツも閲覧が可能と言う事になります。最大の謎は、一般的な家電メーカーではなく、光学メーカーとして知られるニコン社の関連会社がこの種のメディアプレーヤを出してきた事です。なお、通販でのみ受付になり、10月15日からの予約開始で、実際に手元に商品がくるのは12月中旬予定との事です。販売価格は、4GBモデルのUP300が59800円、8GBモデルのUP300xが69800円になります。
参照:メディア ポート「UP300x」、「UP300」の発売について
参照:メディアポートUP 公式サイト

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