日曜日, 1月 14, 2007

RAID化したら高速化するのか?

RAIDにしたら早くなるのか?
MemoryStickProが高速である事はわかりましたが、今度はRAIDを組んで動作確認をしたいと思います。使用するのは、64MBのConpactFlash(以下CF)とMemoryStick(以下MS)で、同じカードリーダに装着してみます。OSX上のディスクユーティリティでストライピングモードにしたRAIDを組んで,総容量128MBのディスクとして認識させます。異なるメディア間でも、容量さえ合えばRAIDとして利用可能という事になります。余談ですが、XBenchでは64MB以下のメモリカードの検証はできず、ディスクユーティリティでRAIDを組む際の最小容量は64MB以上のメモリカードでないと追加できない様です。
数字の上では、RAIDを組んだ方が4割ほどの速度向上にはなっていますが、その主たる要因はシーケンシャルアクセス時の小容量ファイルの書き込みと、ランダムアクセス時の小容量ファイルの読み込みが向上している事に起因しています。特に前者は、比較対象データのおよそ4倍もの速度となっており、あとは誤差範囲程度でほぼ拮抗しているか、比較対象のMS/128MBのほうが高速です。実際には、最小ブロックが32KBであった事から、小容量ファイルの読み書き時の高速性は、この辺りが関連していたと思われます。
必ずしもと言う事にはなりますが、多少の高速化は見込める事が、今回の実験で割り出せました。高速化というよりも、遅くはならないだろうというレベルかも知れません。したがって、複数のメディアがある場合、条件付きでカードリーダに装着して、シリコンディスク化する方がいいんじゃないかという結論になります。

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