木曜日, 1月 04, 2007

MSProの転送レート

冬の間は暇なので、ちょっとした検証をしてみました。題して、「MwmoryStickProのハイスピードモードは、本当に早いのか?」です。実際に検証してみましょう。メモリスティックには128MBのノーマルモード対応品と、512MBのHighSpeedモード対応品を使います。カードリーダにはHighSpeedモード対応品と非対応品を用意して、ハードウェアとしてHighSpeedモードのオン/オフを行う事にします。検証機は、PBG4/1.25GHzモデル(OSX10.4.8)と内蔵USB2.0ポートを利用する事にします。参考までに、旧型の12GB HDDをUSB2.0対応のケースに入れたものを、比較対象としてみます。128MBはカードリーダをかえてもほとんど変化がなかった事から、これが最大値に近いと考えられます。また、ベンチマークにはXBench1.3を利用しました。画像中のNSがノーマルスピード、HSがハイスピードを示します。
画像を見ておわかりになる通り、顕著な差が現れました。MwmoryStickProのHighSpeedモードは、本当に早かったと言う事になります。実際の数値で言うと、最大転送速度はランダムアクセス時に256KB単位のリード/ライトを行った場合で、7.23MB/Secの速度が出ています。MwmoryStickProの理論転送速度の上限は160Mbps(20MB/Sec)ですから、OSX側のドライバ次第では、もう少し伸びる可能性はあります。また、書き込み速度が読み込み速度に比べて遅くなるのは、以前に2.5インチHD互換のシリコンディスクで試したときとほぼ同じなので、これはフラッシュメモリ側の問題と言う事になります。現状、デジカメで撮影したデータの読み込みがメインとりますので、この場合にはHDとほぼ同等と言ってもいいのではないでしょうか?ただし、RAIDを組んで起動させた場合には、小容量ファイルが多くなる事から、HDよりも高速になる事が期待できますね。HDが高速というのは、ファイルの書き込みが高速であると言う事でもあります。

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